シャープな幾何学模様、矢羽(やばね)紋を描いたそば猪口です。染付の青と赤絵の2個ぞろい。お揃いの豆皿がセットになっています。
そば猪口としてだけでなく、お茶やコーヒーなどのカップにも。また、あえ物などを盛ったりと、幅ひろく使えるのが、そば猪口の魅力です。
矢じりの羽を描いた矢羽模様は、きものの柄や家紋などにも使われる、親しみ深いパターン。こんな幾何学模様の意匠なら、ヘリンボーンにも通じるモダンな印象です。古くは、武家では勝利を願うおめでたい柄として、愛されたものだったとか。「破魔矢(はまや)」で知られるように邪気をはらう縁起ものでもあり、器や建具など、いろいろな生活道具に使われる文様になっていったようです。
お蕎麦やそうめんなら、豆皿に薬味をそえて。青と赤だけのきりっとしたデザインが、冷たい麺類によく合います。すっと薄くなったふちが口あたりよく、毎日のお茶の時間にもぜひどうぞ。

